京都 琴(箏)だより (京都下鴨神社足つけ神事)


まあ連日の猛暑です。京都下鴨神社では毎年土用の丑の日の前後4日間、御手洗池で「みたらし祭り」が斎行されます。 池から湧き出た水は御手洗川となり広大な糺の森を潤していますが、土用の丑の頃になると湧水量が増えることから「鴨の七不思議」の一つに数えられています。みたらし池に普段は入ることが出来ませんが、祭りの期間中だけは誰もが水に入ることが出来ますので、早朝から大勢の方が神社を訪れます。禊の方法は、履物を脱ぎ御祭神の瀬織津姫命(せおりつひめのみこと)へ奉る献灯料を、お供えし御手洗川に入ります。途中ローソクに火をつけ火が消えないように池の中を歩いて井戸(沸き口)の上に祀られた「井上社」を目指し、神様に灯明を供えて祈ります。水は大人の膝下くらいですが本当に驚くほど冷たく「禊ぎ」を実感します。昨日、母とお参りさせて頂き神社様の方々ともお話しさせて頂きました。境内に灯す御提灯を献灯致しましたので帰りに御神水を戴いて帰りました。お参りの後も頂かせて頂きましたが、とても清らかな大変美味しいお水でした。明日まで行なわれておりますので、皆様も是非お出かけ下さいませ。