京都 琴(箏)だより (太夫さんのリハビリ)


京都 島原の 太夫さんの 地方を しています。 その 太夫さんが ご病気に なられて 暫く お座敷に 行きませんでした。 大分 回復されましたが 以前より 悪かった 脚の 手術を 先日 近くの 病院で されたので お見舞いに 行きました。 4時間に 渡る 手術でしたが、 あくる日より  車椅子に 乗り、 少し 後には もう リハビリで ささえの 用具を 使いながら 歩行 訓練を していた との 事で お会い した時には 大変 お元気 そうでした。 踊りも 歌も 上手くて 字を 書くのも 達筆な 方でしたが 右手を 動かす ことが 病気で 困難に なり 舞いや 太夫の お座敷での 儀式の 時に 杯を 右手に 持ち、 お客様の 顔を 杯に 映す ことが 困難に なりました。 でも 頂いた 年賀状は 手書きで 一生懸命 書いて ありました。 私は それを 見て 胸が 熱く なりました。 どうしても 病気を 克服して 又、 舞いを したり 太夫 道中を するという 強い 思いで 懸命に リハビリを されて います。 手術で 痛かった 脚も 良くなり 痛みが ないとの 事ですので、 きっと 近い 内に 又、 ご一緒 出来る ことでしょう。 今日は 病院を 退院される日でしたので メールを したら 「これから 頑張って リハビリして しっかり 歩けるように 頑張ります。」と 返事が 来ました。 4月1日には 京都 木屋町で 行なわれる 桜祭りで 夜、 対談も される という ことですので 伺おうと 思い ます。 前向きな 姿に 私も 元気を 頂きました。