京都 琴(箏)演奏だより (建仁寺にて)


昨日は暑くなった京都です。12日に引き続き京都祇園にあります「建仁寺」でICDAの行事がありました。 今回は「和」の雰囲気でということで母と弾かせて頂きました。 母も前日は法然院で毎年行なわれます八橋検校の法要の演奏に 行っておりましたので連日でしたが 今のところ元気にしておりますので助かります。 さて建仁寺での演奏は初めてさせて頂きましたが、お寺の皆様が本当に、お優しくて色々なことを ご親切にして下さいました。お声掛けして頂いて楽しくお話ししていて箏は龍の姿になぞらえているのですと説明しましたら 「それならばここで弾かれたら一番雰囲気がいいですね」と言って下さいまして 毛氈やら箏やらをすぐに移動して下さり立派な雲竜図の襖絵のお部屋へ箏を置いて下さいました。とてもいい雰囲気になりましたので迎賓の時に弾かせて頂きましたら お客様も大変喜ばれました。嬉しかったです。その後 移動して今度は お庭のところにかかっています渡り廊下のところが沢山のゲストの方からよく見えますので、そこで弾きました。 私達も綺麗なお庭を眺めながら弾かせて頂いてつくづく京都はいいなあと思いました。 ドイツからいらしたというお客様とお話ししたりインドからの方々と仲良くさせて頂きました。皆様も京都がとても気に入られた様で嬉しい限りです。今日はご希望の方は愛知のトヨタのレクサスの工場を見に行かれるという事でしたが 日本でのいい思い出になればと思いました。今回ご依頼下さいましたNSSCの皆様やお手伝い下さいましたスタッフの東京の商社の方々、そして本当にお優しい建任寺の皆様に厚く御礼申し上げます。