京都の 地蔵盆

今日は 住んでいる町内の 地蔵盆でした。私は この行事は 全国的なものとばかり 思っていましたが、京都特有の ものみたいです。 それぞれの 町内には お地蔵さんが 祭られていて 大文字の終わった この頃 その お地蔵さんを 出して 皆が 集まりやすいところに 飾り 子供や 大人達も その日は そこで お坊さんに 拝んで貰った後、おやつを 貰ったり 福引を したり します。 町内の 役員さんたちが 少し前に 福引の 景品や おやつ等を 買いに行き 夕方からは 皆、集まって 野外パーティのようなものを します。 もとは 子供の お祭りなんですが 最近は 子供の 数も 減ってきているので もっぱら 1年1度の 町内の 人同士の 親睦会の 場と なっています。 各 町内で 内容も 少しずつ 違います。 今から おやつを 渡しますよ、福引を しますよ という前に 必ず 子供達が 小さな太鼓を ドンドンとか 鉦を カンカン とか 鳴らしながら 町内を歩き 皆に 知らせます。 ちなみに 昔から 私のところは 太鼓で 隣の町内は 鉦と 決まっているので 3時の 双方の おやつの 時間ともなれば ドンドン、カンカンと かなり賑やかです。 子供達は 金魚すくいや ヨーヨー釣り スイカ割り 花火 など 遊ばせてもらえます。 今も のどかな 京の 風景です。 この日は 車も 徐行したりして 皆の 邪魔にならないように しなければ なりません。 前は 土、日と2日かけて 行われていましたが 今は 1日だけの所が 多くなりました。 子供の数の 減少と 他に 今は 娯楽も 増えたからでしょうね。 ちょっと 淋しい気も します。