「美空 ひばり」 さんを 思う


今日、 テレビで 美空 ひばり の 特集番組を していました。 京都にも、美空ひばり記念館 が 新たに 出来た そうですが、 以前に 同じ 嵐山の 場所に あった 記念館に 行った時の 事を 思い 出しました。 生前 使われた 舞台衣装や 靴 なども 展示 して ありましたが、 思っていた より ずっと 小柄な 人 だったんだな と 驚き ました。 身長は、 150センチ 位、 足の サイズも 21,5センチ位 でしたので。 テレビ等 で 拝見 すると いつも 堂々と 歌われて いるから、もっと 大柄 な 人 だと 思って いました。 ですから ステージの 靴は ヒールの 高い ものばかり 愛用 されて いたようでした。 彼女の 類まれな 歌の 才能は 色々な 方からの 話しとして 聞いて いました。 とに角、 歌える 音域が 広く、 暗記力も 凄い、 録音でも 完璧で ミス等は なかった。 友人の 尺八の人が、 ある時、 ひばりさん の 唄の 伴奏で リハーサルの 時に いつも 頼んでいる 尺八の 人の 代わりに 頼まれて 演奏に 行ったら 少し 吹いた だけなのに 「あら、 今日は 違う 人なの?」 と すぐに ひばりさんに 言われた そうです。 オーケストラや 他の 楽器も 一杯 入って いたのに 耳の いい 彼女には ばれて しまったんですね。 凄い 人だなあ と 思いました。 肉親には 次々と 死別され 寂しい 気持ち に なられようですが 養子に された 息子さんの 為に 夜、 一人で 寝るのが 可哀想なのでと カセットに お話しを 録音して 聞いて 寝るように されて いたとか。 もう少し、 長く お元気だったのか と 思いましたが、 52歳という 若さ で 亡くなられたんですね。 知りませんでした。 今、 彼女の どの 唄を 聴いても 上手いなあと 感心します。 晩年、 病が 進行し 唄を やめて 欲しいと 息子さんに 頼まれても 「命の ある限りは 歌います。 皆さんの 為に。 歌わなくなった時は 命が なくなる 時。 舞台で 死んでも 私は 本望です。」 と 言われたそうです。 生の 唄声を 聴いて みたかったな と 思いました。