「がけっぷち犬」今は?


徳島市の 眉山中腹で 立ち往生して 救出され 話題になった「がけっぷち犬」。その後、動物愛護センターで 2ヶ月暮らし 抽選で 馬木カズ子さん(67歳)に 引き取られました。 「リンリン」と 名付けられ 1ヶ月で お座りを 覚え、一緒に 散歩に 出るのを 楽しみに していました。 ところが 1年3ヶ月たった ある日、散歩中に 首輪が 外れ 逃げてしまいました。 自宅周辺の 畑や 住宅地を うろつき、えさを 置くと食べに来るものの 近づくと 逃げ出し 野犬3匹と 共に いるように なってしまいました。 保健所が 好物の ちくわで わなを しかけ 捕獲に 成功、再び センターに 預けられました。 犬は 生後 3ヶ月頃に 人と 接すると よくなつくそうですが 2歳の リンリンは がけから 救出された時、 すでに 半年を 過ぎていた上 がけに いた数日間に 多くの人の 視線や カメラの フラッシュを 浴びたことが 心の 傷となり、警戒心が 強くなってしまった ようです。 センターに戻り スタッフは 手から えさを やったり、 体を なでて 触れ合いの 時間を 持つように しています。 最初 がけから 保護された時は 人を 見ると パニックになり、 草むらに 逃げ込んでいたそうですが 馬木さんに 飼われた おかげで 落ち着いて きていたとか。 馬木さんは 「大事な 家族なので いないと 淋しい。できるだけ 早く 迎えに 行きたい」 と 言っています。 リンリンの 心の 傷、 可哀想ですね。 優しい 馬木さんの 所へ 早く 戻れると いいですね。