生きている図書館

図書館は 本を 借りるところですが 「人」が 本の 代わりに? 借りられ、話しを することが 出来るという お話しです。これは 元 マフィアや 移民、性転換者 など 市民が 普段 近づきにくいと 感じている 人達を 図書館に 招き、 話しを 聴きたい 入館者に 「本」として 貸し出すという ものです。 「生きている図書館」と 名付けられ、 もとは デンマークで 暴力追放を テーマにした ロック音楽祭の 企画として 始まりましたが、 今では 欧州から 世界各地に 広がっています。 「読者」は 読みたい「本」を、 借り、30分間 一対一で 話しを 聴くことが できます。 「本」 達は 「あなたの 偏見は 何?」と 胸に 書かれた Tシャツ姿で、どんな 質問にも 答えて くれます。 踏み込んだ 個人的な 質問にも 答える 心の 準備を してきているので 「読者」は 普段の 生活では 持ち出しにくい 疑問も 素直に 尋ねられます。 図書館や 学校が 主催する 例が 多いといいますが、音楽祭などの 企画として 開かれることも あります。 どこでも 人気が 高いのは マフィアの 元メンバーや 元ネオナチ、 元フーリガンなど 「近づきにくく 少し危ない」と 思われている 人達だそうです。 私なら どんな 「本」を 借りたいかなあ と 思いましたが 特に 危ない? 人でなくとも 自分の 経験していない ことを している人なら どんな人の 話しも 興味が あります。 本で 活字で 読むのも いいけれど 直接 話しを 聴けたら 実感が あり いいなと 思います。