京都 琴(箏)だより (ヤマノミ)

harumi-20gen2009-04-14

先日 テレビで アマゾンの 少数部族であるという 「ヤマノミ」の ことを 放送していました。 1万年前から 現在と 変わらない 生活を 続けて いるそうですが、 色々と 感慨深い ものが ありました。 中でも 部族の 中で 生まれる 赤ちゃんは 毎年、40人位 なのですが、 約、 半数は そのまま 精霊として 天に 返すという しきたりに 驚きました。 まだ、 14歳の 少女が、 部族の 子供を 授かり、 出産した後 その場で 子供を 天に 返すか 育てるか 自分で 判断しなければ なりません。 天に 返す子は 己の 手で 息を 止めさせ シロアリに 亡骸を 食させます。 その後、 その 蟻塚ごと 火葬し 赤ん坊を 精霊として 天へ 返すのです。 人間も 自然の中の 一つの 生き物であり、 自然に とけこんだ 生活を 送る 人達が 今、 現在も 存在しているという 事実に 驚きました。 どんなに 現代社会が 変わろうと 多分、 この方達の 生活は 不変であると 思われます。 私の 暮らしと ここに 住んでいる 人達が 同じ 地球に 暮らして いるのが 不思議な 気が しました。