京都 琴(箏)だより (七味唐辛子)

harumi-20gen2009-04-22

香辛料の 好みは 人 それぞれ ですね。 京都の お土産に 日本三大七味の ひとつ と言われる 「七味屋本舗」の 七味を 買われる方も 多いと 思います。 七味唐辛子は 江戸時代 初期の 1625年に 江戸の 薬研堀(やげんぼり)という 所で 作られたのが 最初 だそう です。 赤唐辛子は 乾燥ものと 少し 焦がした 焙煎ものを まぜて 使い、山椒、 黒胡麻、 乾かした ミカンの 皮である 陳皮、 麻の実、 芥子の 実 を 入れました。 薬問屋が 集まっていた ところで 漢方薬に ヒントを 得たようです。 辛味と 香りで 脂肪の 燃焼や 食欲 増進なども 期待できる とか。 江戸時代からの 七味を 引き継ぐ 東京 浅草の 「やげん掘」と 京都の 「七味屋本舗」では 中身も 違います。 京都は 山椒が 多めで 白胡麻や 紫蘇、 青海苔 も 入っています。 長野の 「八幡屋磯五郎」は、 寒い 土地柄から 体を 温める 効果の 高い 生姜が 加わる のが 特徴です。 一口に 「七味」と いっても 土地によって 変わるんだなあ と 思いました。