京都 琴(箏)だより (葵祭り)

harumi-20gen2009-05-15

今日の 京都は 三大祭り 「葵祭り」に ふさわしい いいお天気でした。 起源は 6世紀と され、 平安期から 朝廷の 国家行事となった 「葵祭り」。 十二単など 当時の 衣装に 身を 包んだ 500人が 牛馬を 従え、 京都御所を 出発し、 下鴨神社上賀茂神社を 目指します。 お祭りには 「アオイ」が かかせません。 神前に 供え、 社殿を 飾り、 神職や 行列の 参加者も 頭や 胸元に つけます。 祭りで 使われる 葉は 1万枚。 両神社が 自生する アオイを 直前に 摘んできましたが、 最近は 見つかりにくく なって しまいました。 昔は どこででも 採れたと いう、アオイ。 そこで 考えられたのが、 アオイの 里親に なってもらう 試みです。 境内の アオイを 全国 各地に 株分けして 育てて貰い、 増えたら 再び 株分けして 返して もらいます。 東京の 六本木ヒルズでも 呼びかけに 応じて いる そうです。 我家にも アオイが あり、 大切に 育てています。 株分けする ところまでは 至って いませんが。 アオイは 古くは 「あふひ」 とされ 神と 「めぐりあう日」を 小さな 葉に 祈願したと いわれて います。 可憐な 葉を 見て 昔を 偲びました。