京都 琴(箏)だより (染革の鞄)

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昨日は 国民文化祭京都の 邦楽の催しが 京都会館で行なわれました。 地方からも 様々な団体が 参加されました。 母は お役で 春から色々な 準備もありましたので 「本当に大変」と 言っておりましたが 無事に終演しましたので ほっとしている様です。 大きな催しを するのには 皆様のご尽力がいります。 お天気は 雨でしたが 盛況でしたので 良かったと思います。 さて以前は 北白川にあり よくお邪魔していました「淳平」さんが 下鴨の方へ 移られましたが そこで クラフト展があり ご案内を頂いておりましたので 拝見させて頂きました。 こちらのオーナーは とても 細やかな心配りをされる 明るい女性で 私は大好きです。息子さんの お名前の文字を 一字づつ取って お店の名前にされてられます。 昨日お邪魔しましたら 息子さんが おられたので お手伝いされてるのかな と思いましたら お母様が バイク事故で 肩と膝を怪我されて 手術されて病院に 入っておられるということでした。 本当にバイクは 怖いです。 お膝の方は 複雑骨折されたそうですので 大変な思いを されてられるそうです。 お気の毒でなりません。どうぞ ご無理なさいませんようにと 願います。 二階で4人の細工職人による 作品を 見せて頂きましたが 美しいものが 沢山あり楽しみました。 綺麗な ピアス2つと 印伝の 染革のものを 買いました。 本当は 素敵な鞄があり 今回ご案内頂き 染革を 創られました知人の 安藤さんが 「島崎さんには これが 絶対に 合うし 持って欲しい」と薦めて下さいましたが 印伝で しかもこちらは 全て特別な鹿革で 創られていますので お値段の方も それなり?ですので ちょっと 思い留まざるを えませんでした。 でも 本当に デザインも色も素敵でした。 いいなあと 思います。重さも 同じ位の 牛革のバッグと違い とても軽いんです。 これらの作品は 柿の渋で染められていまして とてもお手間が かかっているのだそうです。 着物にも洋服にも合いますし 色も 何とも言えない いい色でしたから 今も いいなと 思っています。 やはり いいものは 素敵だなあと 思ったのでした。「こんな作品は もうこんな 値段では 絶対に創れない。 それなりの いい場所に行くことが多いのだから 持って欲しいな」と 言われましたが 「うーん。これを 持てる様に 頑張ってお仕事します」と言って戻って来ました。