「くいだおれ太郎」 の 歴史 


大阪 名物 と いえば 「かに」 「ふぐ」 「くいだおれ太郎」という位の 知名度の 看板人形ですが ついに お店が お終いに なると いいます。 衝撃的ですね。 楽しげな 格好ながら よく見ると 淋しそうな 「くいだおれ太郎」。 「くいだおれ」の 店名は 江戸時代より 伝わる「京の 着倒れ、大阪の 食い倒れ」と 言われる 食への こだわりから 生まれ 商売上手な 創業者の 社長に より 開業翌年より 店先に 太郎が おかれました。 不二家の ペコちゃんと 「同期」の 間柄。 現在の 太郎は 2代目で 初代の 太郎は 手動式。 顔は 喜劇俳優の エノケンを モデルに していましたが お盆に 載せた ビールを 飛び散らせてしまう 大失態を 演じ、1週間で 引退の はめに。 電動式で 太鼓を 鳴らしながら 回転するという 画期的デビューで 次なる 太郎の お目見えと なりました。 以来、50年以上の 長きに わたり 笑顔を 振りまき続けた 太郎ですが、紅白の 衣装を 月に 1度は 新調し、身だしなみにも 気を 配っていました。 太郎の キャラクター商品ですが、 キーホルダーは 15年で 300万個以上、 売れたと いいます。 私も 買って 持って います。 芝居町として 独特の 景観を なしてきた 道頓堀。 最近は 少し 様変わり してきましたが 道頓堀 らしさを 残して いくためにも 太郎には まだまだ 頑張って 欲しいという 声が 聞かれます。