京都 妙心寺 「退蔵院」 で 


桜も もう散って しまいましたが 4月の 桜の 綺麗な頃、 京都の 禅寺の 妙心寺の 中の 「退蔵院」という お寺へ 箏の 演奏に 行っていました。 退蔵院は、室町時代(1404年)に 建立され、 妙心寺山内 寺院の 中でも 屈指の 古刹として 多くの 人々が 訪れています。 狩野元信 作と いわれる 枯山水の 方丈庭園、 昭和の 名庭と される 中根 金作の 余香園、水琴窟などが あり 一年を 通じて 花々が 咲き乱れている 大変 趣き深い 所です。 国宝の 「瓢鮎図(ひょうねんず )」は、 水墨画の 祖と いわれる如拙の 作で 瓢箪で なまずを 捕らえる という 禅の 教えを 説いたものと いわれています。 お庭には 見事な 枝垂れ桜が あり 夕方、 ライトアップされて 素晴しかったです。 禅寺では 茶道は 禁じられて いたそうです。 お茶を たてている 暇が あったら お経を 読んだりして 勉強しなさい ということだった らしいのですが やはり 禅寺の お坊さんといえど お茶を 楽しみたい という 気持ちは ありましたので 隠れ茶室 なるものを 作って 密かに お茶を 楽しまれた そうで、 それも 見せて 頂き ました。 とても 広く 綺麗な お寺でした。