京都 春季非公開文化財特別拝観 「慈受院」にて


今 京都では、 普段は 非公開の 文化財を 6日まで 色々な お寺や 神社などで 見ることが 出来ます。 家から 近いので 自転車で、 堀川寺ノ内に ある 「慈受院」へ 行って来ました。 こちらは いつもは 拝観していません。 慈受院は、 正長元年 (1428年) 室町幕府四代 将軍 足利義持の 正室、 日野栄子が 夫の 遺言により 皇室の菩提を 弔う為に 創建 されました。 今も 皇室ゆかりの 調度品などが 数多く 残ります。 又、 「源氏物語」に 登場する 薄雲御所 ゆかり の 寺院としても 知られて います。 今回、長さ 30メートルにも 及ぶ 日本最古の 藤原鎌足の 一代記の 大識冠絵巻 が 初めて 公開 されました。 本当に 色鮮やかで 繊細な 筆遣いの 素晴しい ものでした。 他にも、 狩野探信の 花鳥図金屏風や 四十五代天皇正室 光明皇后の 髪の毛を 織り込んだ 光明真言髪織 (奈良時代)等、 不思議? な ものも ありました。 侘び輔や 椿、テッセン 等が 咲く 上品な お庭も 綺麗です。 杉苔が 見事な 枯山水の 庭も 趣き深い です。 こじんまりとした とても 素敵な ところで、 とても 気持ちが 癒されました。 こちらは 尼寺 ですが とても 美しい方です。 普段、 見ることが 出来ない ところですので、 この 機会に 是非 お出かけされることを、 お奨め いたします。