今や 幻? 「スピッツ」


気が つけば 見かけなく なった ものの 一つが 「スピッツ」です。 正式名は 日本スピッツ。 洋犬に 見えますが、日本の 犬です。 スピッツとは ドイツ語で とがったことを 意味します。 日本犬に 似た 立った耳と とがった 口を 持ち、 洋犬の 雰囲気が あるというので 戦後 一大ブームに なりました。 血統登録数は 58年には 4914匹と 全体の 5分の1にも。 よく 鳴くので 屋外で 飼うのが 普通だった時代は 番犬として 重宝されました。 後に 室内で 飼うなど 飼育環境が 変わり、逆に 「吠えてウルサイ」 と 不評になり、356匹まで 急減して 「幻の 犬」に なって しまいました。 近年 生後 7ヶ月ほどは しからないように 育てたり、 しつけを しっかり するようにすると ほえない おとなしい 家庭犬と なり 今や 台湾や 欧州など 海外で 人気が あると いいます。 白い毛で とがった 耳と 口先が 特徴の スピッツ、 どこを 歩いても 必ず 散歩していたのに なあ と 懐かしく なりました。