お札には 人の顔


紙幣には 殆どといって いいほど 人の顔が 刷られていますね。 どうしてなのかな? と 思っていました。 それは ひとえに 偽造防止。 精巧な 肖像が 印刷されていれば 偽札は なかなか 作れません。 又、 有名人の 顔だと 多くの紙幣の 種類でも 一目で 違いを 見分けやすいです。 世界167カ国の 内、121カ国が お札に 肖像を 使っています。 肖像を つかわない国には それなりの 事情が あります。 偶像崇拝を 禁ずるイスラム国家や、 白人と 黒人の 人権対立が 激しかった 南アフリカ(紙幣は 野生動物の 図柄です)、多くの国が 融合を 目指すEU 等です。 肖像に なる人物も 移り行きます。 政治家や 皇室関係者ら から 文化人に 変わっていくのは 世界的な 流れの ようです。 日本の お札の 肖像の 人物は 誰が 決めているのでしょうか? 財務省の 他、日本銀行国立印刷局の 担当者が 集まり 検討して 「財務大臣が 定めて 公示する」と 法では 決められて いるそうです。 でも お札の 人の 顔って 少し怖い感じですね。 それも 偽札 防止に なるのかな? と 思います。