牛乳は 品薄に?


牛乳が 北海道を 除く、 46都道府県で 品薄に なりそうだ と いいます。 消費期限が 短い 牛乳は 消費地の 近くで 生産された 生乳から 加工されます。 06〜07年度は 生乳の 減産計画が 立てられましたが、 08年度は 一転して 2.4%の 増産が 求められました。 チーズなど 乳製品の 国際価格が 高騰し、 国産の 需要が 高まっているのに 対応する為です。 一時は 牛乳が あまりかえった というので 大量の 牛乳が 捨てられた ことも ありましたね。 その時、牛も 多く 処分されたのです。 トウモロコシなどの 飼料の 高騰で 酪農家の 廃業も 増え、乳牛の 飼料を 減らす動きも 強まり 生乳生産量が 減る 悪循環が 続きそうです。 乳価値上げなどで 生乳の 減産を 食い止めるべきだ と いわれて います。 前に 京都の 綾部の 酪農の ところへ 見学に 行ったことが あります。 「牛は 人間の 為に 乳を 出しているのでは ありません。 子牛の 為にと 思って 頑張っているのです。 今は あまりにも 牛乳の 値段が 安いですね。 でも、安いからと 捨てたり おざなりに 扱わないで 下さいね。 母牛に とって ミルクは 命を 育てるために 出した 大切な ものなんですよ。」と 酪農家の 方から 伺い、考えさせられました。 酪農の お仕事は 決して 楽な ものでは ありません。 乳搾りは 毎日 しなければ いけない ものですし、 お掃除や 牛の 世話は 大変な 作業です。 いつも 何気なく あり 水の ように思っていた 牛乳。それを 機会に 大切に と 思うように なりました。 乳価は 4月に 上がったばかりなので 再値上げ となれば 消費者の 反発も 招きかねない ようですが、 ある程度の 痛みは 私達も 負っていかなければ ならないように 思います。