東日本と西日本、味の好みは?


国土が 広いわけでは ない 日本ですが 味の 好みは 東西で 随分違うと 思います。 例えば 玉子焼きですが だしが 少ない 関東の 玉子焼きが 固めで 甘いのに対して、 だしが 卵と 同量の 近畿圏の 玉子焼きは 柔らかく、 薄い塩味です。 東京に 住んでいた 時、 そういえば 食べた 玉子焼きに 砂糖が 入っていて 驚いた 思い出が あります。 玉子焼きが 甘いなんて 想像を 超えていて 妙な 感じでした。 でも 慣れてくると これも 又、 美味しいなあ と 思い、自分でも 甘めに 作ったりしたものです。 でも 何といっても 私が 一番 驚いたのは うどんの つゆが 濃い口しょうゆで 作られていて 真っ黒の おだしだった ことです。 NHKの 邦楽技能者育成会で 授業を 受ける為に 毎週 渋谷にある NHKに 通って いました。 朝から 夕方まで あるので お昼ごはんは NHKの 中の 食堂で とります。 おうどんを 頼んで 出てきたものを 見たら つゆが 黒いんです。 関西の つゆは 薄口しょうゆを 使いますので 汁は 透き通っているのです。 ところが これは 色が 濃くて中身?が 全く見えません。 エッと 思わず 声が 出てしまいました。 日清食品の カップうどん・そば 「どん兵衛」の スープも 東西で 違うように 作られているそうです。 東は かつおだしを 主体に 濃い口しょうゆで 味付け、 見た目も 濃いですが 西は 昆布だしを 多めに、薄口しょうゆ です。 味の 分かれ目は 調査の 結果、 岐阜県だった と いう事です。 天下分け目の 関ケ原が 味の 分かれ目でも あった なんて 面白いですね。