京都 琴(箏)教室だより

harumi-20gen2008-10-31

今月から 習いに 来られた 生徒さんが 今日 又、 レッスンに みえました。 初めて お稽古した 時に 使ってられた 爪の(琴を 弾く時には 必ず、 右の 親指、人差し指、中指に 爪を はめます。 生田流は 四角い爪、 山田流は 三角の 爪を 使います。) 輪が 小さくて 指の 先の 方に 爪が のって いるような 感じで いかにも 弾きにくそう でしたので まだ、 輪は 使えそうだったんですが もう少し、大きめの 輪に 付け替えた方が いいですよ と アドバイス して おきました。 先日の 稽古の 後、 早速 大丸の 和楽器売り場へ 行き 直された との ことです。 よく こういう 風に 手元を 見たら、 小さめの 輪を つけた 爪を 使っている 方 が 圧倒的に 多いんですね。 私達は 輪を 箏屋さんに 届けて もらい、 自分で 付け替えて いますが 普通の お稽古に 来られる 方は 殆ど、爪の 輪を 琴屋さんなどで 変えて 貰って います。 どの方の 爪の 輪も 小さめ に 付けてある と いうことは 業者さんの 好みが 小さめ だと いう事 かな と 思います。 でも あまり 小さな 爪の 輪を 付けてしまうと 肝心の 指先に 力が かかり にくく 弾いて いると 余分な 力 ばかり が 加わりますので 結果、あまり いい音は 出ません。 爪の 長さも 長く なり過ぎ、 非常に 弾きにくい のです。 できるだけ 無駄 なく 簡単に いい音 が 出るように 合理的な ことも 考えて いかないと いけない と 思います。