京都 琴だより (大津の 走り井餅)

harumi-20gen2008-12-15

通算 5回 自力運転?で 大津市民会館まで 行った 私ですが、 せっかく 大津へ 行った 記念?に お土産など 買って 帰りたく なりました。 大津と いえば 我家では 「でっち羊羹」です。 小鮎の 飴炊きも 有名ですね。 でも 私は あまり 好きでは ないんです。  琵琶湖ホテルの 売店で でっち羊羹が 売ってあり なかなか 美味しかった と 母の たっての 希望で 市民会館から 通りを はさんだ お隣の 琵琶湖ホテルで 買う予定を して いましたが 毎回 練習や 演奏の 本番やらで 忙しく とうとう 買う チャンスが ありませんでした。 最後に 打ち上げの あった 「旅館 紅葉」で 今日こそ と 思い 売店に 行ったんですが 残念ながら 置いて ない との 事で ガッカリ してしまいました。 でも 「走り井餅」は ありました。 走り井餅の 創始は 江戸時代に さかのぼります。 走り井の 名水と 近江の 米で つきあげた 餅は 旅人の 空腹を 補うと ともに、 重要な エネルギー源と なり 走り井の 水を 用いた お茶で 喉の 渇きを 潤し 旅の 疲れを 癒した と 言われます。 走り井の 水は 清少納言の 枕草子に 「走り井は 逢坂なるが おかし」と 紹介される 程 有名で 成務天皇の 産湯にも 使われたとも 伝えられ、 当時 水量も 豊富で その 流れる 様子が いかにも 水が 走るように 見える ことから この名が 付けられました。 「走り井餅」の 形は こういう 豊富な 水の 流れや ほとばしる 水滴を 表したもの で 東海道の 名物と して 知られて いる そうです。 という訳で この お餅を お土産に 買って 帰りました。 当然の ことながら 美味しかったです。 私の 大好きな こしあん ですし、 大満足で 頂きました。 昔から この お菓子が 好きなんです。 「大津へ 行ったなぁ」と 思いながら 味わいました。