京都 琴(箏)だより (レンタ 「カウ」)

harumi-20gen2009-02-17

今年は 丑年ですが 「借りてきた 牛」の 話しです。 牛を 農村に 貸し出して 耕作放棄地に 放牧し、イノシシなどの 野生動物による 農作被害を 防ごうという 試みが 脚光を 浴びて きました。 京都府 舞鶴市では 2年前より 府畜産技術センターより レンタカウ 「はな」と「もも」を 一日 当たり 1頭 72円で 借り 放牧したところ 雑草が 刈り取られた ように きれいに なった上、獣害が 目に 見えて 減りました。 田畑を 荒らしていた イノシシは 体の 大きい 牛を 怖がって いるようです。 牛 1頭は 一日 40〜60キロの 草を 食べると いいます。 「大枝の 富有柿」で 有名な 京都市 西京区の 大枝地区でも 柿園の 周囲の 耕作放棄地に 借りた 牛を 放牧 したところ 猿による 収穫被害が 激減 しました。 牛が 下草を 食べた為、 山から 下りてきた 猿が 身を 隠す 場所が なくなった ため の ようです。 牛の他に 狭い 土地でも 飼える ヤギの 活用も 始まって いるそう ですが なかなか いい アイデア ですね。 牛は 丁寧に? 草を 食べて いきますし、 人間も 大変な 思いを して 草を 刈らなくて すむ のですから。 放牧された 牛は 夜は どこで 休むの で しょうか? それが 気になり ました。