京都 琴(箏)だより (重曹の力)

harumi-20gen2009-05-29

お料理の 得意な おじさんが、ご近所なので、 よく 料理の 話しを 聞かせて 貰います。 昨日は 「豆を 煮る」話しで、 私は 小豆などを 煮る時は 前夜から 豆を 水に つけて いるので と 言ったら 「そんな 事を しなくても 重曹を 使えば すぐに 柔らかく なる」との ことで 今朝、 早速 金時豆を 煮てみました。 「1度目は 少しの 重曹を入れて 30分位 煮て 一旦 水を 捨てる」、と ここまでは 指示通りに しました。 聞いていた ように 重曹を 入れると 凄く 泡が たちます。 「次に もう一度 水を 入れ 重曹を 入れ 再び、 30分位 煮る」 との ことで その様に して 2度目を 煮始め 30分だから と、 近くに 買い物に 出ました。 帰ってみると 何やら 異変が。 鍋を 見たら まあ 何と 豆が すっかり 原型を 留めない 姿に 変貌し、 あわや 焦げそうに なって いました。 まだまだ 柔らかく ならないから 最後に 砂糖などを 入れようなんて 思っていましたが 可哀想に、 豆は 溶岩の ように とろけて います。 こんなに 早く 柔らかく なるなんて。 恐るべし、重曹の 力。 結局 金時豆なのに まるで 小豆の 亀山の ように して 食べるしか ありません。 「これは 一体 何?」と 家族にも 不思議がられました。 夕方、 おじさんに 出会いましたので そのことを 話したら 「重曹は 凄いんやから。 ほんの 少しで いいんよ。 入れ過ぎやね。 それに 鍋かけて 離れるなんて ダメダメ。 愛情かけて 見張ってないと 上手く 炊けません。」 と 怒られました。 そうですね。 スミマセン。 何でも 2度目に 炊き出すと 豆が 凄く 水を 吸うらしく、 水を かなり 足して いかないと いけないそうです。 大変 勉強に なりました。 近く、 リベンジして みます。