京都 琴（箏）だより （ロンドン焼き）

今日は　母が　四条に　出かけたので、　久しぶりに　「ロンドン焼き」を　買ってきて　くれました。　京都に　住んでいる人なら　知らない人は　いないという　位　昔から　ある　おやつです。　祖母が　大好きでしたので　幼い頃から　私も　よく　食べた　記憶が　あります。　新京極　四条上がる　という　街中に　お店が　あり　小さな　店の　中では　いつも　機械で　この　ロンドン焼きが　作られ、　その　光景を　ガラスごしに　見ることが　出来ます。　形は　小さな　今川焼きの　ようで　卵と　蜂蜜を　ふんだんに　使用した　生地の　中に、　白餡が　たっぷり　入っているのです。　１個　５０円で、　１０個入りの　箱入りですが　バラで　個別に　買うことも　出来ます。　乳製品を　使っていない　為に　夏でも　常温で　３日は　もちます。　「かすてら饅頭」と　銘打って　いますので　ベビーカステラの　様な　感じでも　あるのです。　何とも　他に　形容できない　食感が　します。　不思議ですよ。　思うに　その昔から　ガラス越しで　製造過程を　見られる　という　のが　客寄せの　一番の　ポイントである　気が　します。　いつまで　見ていても　見飽きることが　ないのです。　飽食の　現代に　ありながら　今なお　根強い　人気の　「ロンドン焼き」。　凄いと　思います。　味は　何とも　いえない　美味しさが　あります。　何年か　ぶりに　今日、　食べましたが　「やっぱり　美味しいなあ」　と　実感　しました。