京都 琴(箏)だより (ポン菓子で梱包?)

harumi-20gen2009-08-19

今は もう 見かけなく なりましたが、 私の 小さい頃は 時々、「ポン菓子」を 売りに 来る 人が いたものです。 道路の 所などに 「ポン菓子」を 作る 機械を 置いて 「ボンッ」という 大きな音を 時々 させながら 「ポン菓子」を 作るのです。 お米と 砂糖が 材料なので 材料は それぞれの 家庭から 持参し、 おじさんに 渡して、 その 機械で 加工して もらいます。 後で、 加工賃を 払い、 出来た ポンを 貰うという ものでしたが、 少しの お米が、 驚く程の 量の ポンに なるので いつも ビックリ して いました。 何とも 素朴な お菓子です。 ところで 京都で お茶の 製造・販売を している 「京都おぶぶ茶苑」が この ポン菓子を 使った 食べられる 梱包材 「えこんぽん」を 開発 した そうです。 急須等を 箱詰めして 送る際に 再利用が 難しい 発泡スチロールの 梱包材を 大量に 使うことに 頭を 悩ませて いました。 地元農家が 規格より 粒が 小さく 商品価値が 低い 米の 活用策として ポン菓子を 作った ことを 知り、 梱包材に 使う ことを 思いついた と いいます。 「えこんぽん」は タテ10センチ、 ヨコ20センチ ほどの 袋に ポン菓子 20グラムを 入れて います。 原料は 「ヒノヒカリ」の 玄米と 砂糖です。 使用後は 袋から 出して 食べることが 出来ます。 そういえば 陶器などの 梱包材は いつも かさばり 捨てて いますよね。 素晴しい アイデアに 脱帽です。