京都 琴(箏)演奏だより (妙心寺 観楓会)

今日の 京都は 昨日からの 雨続きでしたが 夕方頃には 何とか やみました。 室町時代 創建の 京都 妙心寺塔頭の 寺院である 「退蔵院」では 春は 桜を 見ながらの 「観桜会」、秋には 紅葉を 見ながらの 「観楓会」という 催しが 行なわれて います。 約 3200坪の 境内には、 狩野元信 作庭の 鑑賞本位の 枯山水庭園 史跡名勝である 「元信の庭」と 中根金作氏 作庭の 池泉回遊式 昭和の 名庭「余香苑」が あり、 その 対比が 見られます。 他にも 重文の 方丈、 国宝の 水墨画である 「瓢箪図」(山水画の 始祖と 言われている 如拙筆)など 見ごたえの あるものが 多い 寺院です。 5時で 一般の 方達の 拝観は 終わり、 その後 貸切と なって これらの ものを こちらの 方に 説明を 受けながら 見せて 頂き その後、 ライトアップされた 見事な 紅葉で 色づく 「余香苑」を 望んで 邦楽演奏を 聴いたり 精進料理を 味合われる という 企画です。 今日は まだ 少ししか 紅葉 して いませんでしたが お客様は 九州など 遠い 所から 見えられて 秋の 京都を 堪能 されて いました。 演奏後に 一緒に 記念撮影 したりしまして 和やか でした。 12月も まだ 催されるかも 知れません との ことでしたが、 その頃が 一番の 見頃の 様に 思います。 こうして ゆっくりと 京都を 感じるのも いいかも 知れませんね。 静かで 趣が ありますので お勧めです。