京都 琴(箏)だより (新年)

皆様 新年 あけまして おめでとう ございます。 暮れより 何やかや と 忙しく 気がつけば もう 6日に なって いるでは ありませんか。 時の 流れの 速さを 感じて いる ところです。 元旦の 京都は とても 寒い 一日でした。 雪が チラチラ 降ったり やんだり しており、 金閣寺も 雪化粧と なりましたね。 毎年 いつも お世話に なって おります 京都 下鴨神社へ ご挨拶に 伺いました。 いつもなら 少し 早い時間に お邪魔 しているのに 今年は 3時半頃 漸く 車を 走らせました。 神社の 近くの 道まで 行きましたら もの凄く 停滞 して いて 驚きました。 「今年は 随分 お人が 多いですね。」と 神社様に お話し しましたら 「いえいえ。 今朝は 凄く 人が 少なかったんです。」と 言われたので 信じられません でした。 「皆さん 寝正月なんでしょうか? この 2・3日は とても 寒い みたいですので」と 心配 されて られましたが 私が 見たところ 大勢 初詣に いらして ましたので 大丈夫? だと 思います。 ですが 本当に 一日は 寒く、 祈祷の 神楽舞 など して 下さって たんですが 全くの 外でなく ファンヒーターも 点いて いるのに とに角 寒く 感じた のでした。 今年の お正月は 幸か 不幸か 演奏は ありません でしたので 隣りの 町家(古民家)の 掃除など  に 明け暮れ ました。 何しろ11日には 新年会を そこで するのですから タイヘン なんです。 でも まあ 何とか 間に 合いそう な 雰囲気です。 あばら家 ですが 片付けて 綺麗に して あげてたら 家自体が 何となく 嬉しそうです から 不思議だな と 思います。 潰される 運命の 家だった のに こうして みると 昔の 家という ものは 随分 頑丈に 作られて いる ものなのですね。 外国の 家を 見てみれば 何代にも 渡り、 住み続けて いる 様 ですが それは とても いいことだと 思います。 日本人も 昔は モノを 大切に していたから 家を 作る時も 丁寧に 作って いたのでしょう。 ただの 民家でも 100年も 建って いられるなんて 驚きですから。 そんな こんなで 慌ただしい 年明けと なり 2010年が 始まりました。 色々と 先行きが 見えず 不安定な 日本では ありますが 全ての 人達が 健康で 安心して 住める 国で ありますように と 心から 願って おります。 今年も どうぞ 宜しく 御願い 致します。