京都 琴(箏)だより (高島屋百華展)



京都だけでなく 全国的だと 思いますが 今日は とても 寒い 一日でした。 朝 早くから 琴体験の イギリス人の 方が 来られ ましたので 慌ただしかったんですが、 午後から ご招待 頂きましたので 京都市美術館で 催されて いる 「高島屋百華展」を 観に 行きました。 「百華繚乱の 高島屋コレクションを 一堂に」 という ことで 1831年に 京都で 創業した 高島屋の 資料館に 保管されていた 多くの 優れた 名品の 中から 100点を厳選して 紹介された 展示会です。 日本画、洋画、着物、工芸品 など 多分野の 名品や 歴史的資料が ありました。 まあ 素晴しい ものばかり でしたが 中で とりわけ 感動したのは 14代 樂吉左衛門 の 黒い お薄茶碗です。 本当に デザインや 色合い など 素晴しくて、 暫く じっと 見入って しまいました。 「凄いなあ」と 思いました。 私は その方面の 事は 無知な 人間なのですが その 作品?は 人を 引き付ける 力が ありました。 その後、 又 感動したのは 東郷青児の 「花飾り」という 洋画です。 黒を バックにした 胸に 薔薇を 飾った 洋服を 着た 婦人の 油絵でした。 油絵とは 思えない 繊細な 絵の具で 書かれた様な 作品でしたが 何とも 言えない 不思議な 魅力が あり、 又、暫し、 ジッと 見入りました。 とても 素敵でしたので 帰りに この 絵葉書を 買いました。 どれも 素晴しくて 真剣に? 観ていた せいか 何だか 物凄く エネルギーを 使いました。 途中で 展示の 部屋に 置いてある 椅子に 3度も 腰掛けつつ 最後まで 観た 位でした。 でも 何も わからない 私でも 凄いなあ と 思う 凄さの ある 名品の 数々に 圧倒されました。 これだけの ものを 保管し 維持して いくことは 大変だと 思いましたが これからも 皆さんの 為に 残して 頂ければ と 心から 願いました。