樹液の 役割


夏に なると カブトムシが 木の 樹液を 求めて クヌギなどに いることが ありますね。 樹液は 何の為に 出ているのか あまり 知りませんでしたが、 木の傷口を ふさいだり 木に 病気を 起こす菌から 自分を 守る為に 出しているそうです。 クヌギの 樹液に 含まれている 多糖類は 甘いので クワガタや チョウ等も 集まって来ます。 木は 昆虫に 穴を あけられたり、風で枝が 折れたり、幹が こすれあったりで 傷つくことが 多いのです。 我が身を 守る為の 樹液ですが 人間は それを 利用させて もらっています。 マツなら にじみ止め剤、ウルシは 漆塗り、シラカバは 飲用、サトウカエデは メープルシロップ、ブドウは 化粧水などに 使われます。 メープルシロップは カナダ産が 有名ですが 採り過ぎて 少なくなって いるそうです。 人間は 悪いなあ と 思います。